世にも珍しい緑褐色の世にも珍しい温泉、志賀高原の熊の湯温泉『熊の湯ホテル』に日帰り入浴してきました。
志賀高原といえばスキーで有名ですが、国道最高地点のある渋峠(標高2,172m)や万座温泉があり、すぐそばには草津温泉や渋温泉、湯田中温泉などを抱える一大温泉地帯です。
その中でも今回の熊の湯温泉は『緑色』の温泉が沸いているという全国でも珍しい温泉。
自分は草津温泉が全国の温泉街の中でも1番好きなので年に1回ぐらいは行っているのですが、熊の湯温泉はいつもスルーしていましたので今回初めての訪問です。
道のり-冬季以外のアクセスは比較的容易
292号線(滋賀草津道路)を少し逸れたところにあります。
道路は整備されており、これといった難所も無いので比較的簡単に着けるでしょう。
但し、滋賀草津道路周辺は標高が高く、とんでもない豪雪地帯なので雪が降っている時期は大変かもしれません。
日本国道最高地点と素晴らしい景色たち
渋峠、横手山を通る際は日本の国道最高地点を通過することとなります。
ちょうど最高地点には小さいですが駐車場と石碑がありますので記念撮影にはもってこいです。(撮影する瞬間だけ異様に曇ってて最悪・・・)
せっかくなので天気のいい日に来た時の写真も載せておきます!(確か2年ぐらい前)
綺麗な写真貼ったら満足したので次へ
横手山にあるドライブインの看板
この滋賀草津道路、元々は有料道路として開通しただけあって標高が高い位置にある道路の割には整備されており、非常に走りやすいワインディングロードが続きます。
登ってきた道がジオラマのように見える景色、ここが日本であることを忘れてしまうような美しい光景が次々と展開していきます。
熊の湯ホテルに到着
横手山のワインディングを抜けていくと熊の湯温泉の案内看板があるので、それに従って国道からそれます。
ホテル外観
日帰り入浴の受付時間は12:30-15:00まで
宿泊客を気遣った設定ですね、1000円はこの周辺では高い方ですが個人的には入る価値は十分あると思います。
クマさんがお出迎え
脱衣所は非常に綺麗で使いやすいです。
緑色の温泉へ入湯
内風呂も露天風呂もほんまに緑色!
火山近くの温泉らしくほどよい硫黄の香りが鼻をくすぐります。
先に内湯に入ってみると少し熱い、体感42度といったところです。
露天風呂も同じような湯温でした。
内湯も露天も湯舟は広く10-15人ぐらいは入れそうです。
湯舟のフチには温泉の成分がびっしり、もちろん湯の花も浮きまくってます。
硫黄系なので飲用はお腹が丈夫な方は・・・といったところでしょうか。
木造りの内湯にはどこか湯治場の雰囲気があり癒されます。
秘湯といっても良いと思います。
心地いい雰囲気と入浴感に大満足
日帰りでの利用でしたが内湯の雰囲気が良く、緑色の温泉にも大満足です。
寒い季節はもっとお湯が沁みるんだろうなと思うと少し寒い時期に再訪したいなと思える温泉でした。
最後はちょっとバブリーな雰囲気のロビー、風呂上りゆっくりさせていただきました。
基本情報
日帰り入浴 受付時間11:30-15:00
料金:1000円
繁忙期には日帰り入浴可能かどうかの確認をした方がいいとのことでした。