前回は雲仙福田屋の宿泊レポでしたがチェックアウト後に雲仙温泉郷を巡ってきました。
今回は雲仙温泉郷が誇る地獄である『雲仙地獄』の様子と雲仙温泉の立ち寄り入浴可能な温泉施設にも2軒ほど入浴してきたのでそれについて書いています。
雲仙地獄はまるで別世界のよう
日本には別府を始め、那須の殺生石や北海道の登別地獄谷など様々な地獄(火山ガスにより植物や生き物が育たない地帯)がありますが、ここ雲仙温泉郷にも全国でも有数の地獄である「雲仙地獄」があります。
訪れたのは冬でしたが、湯けむりが当たる場所まで行くと温かいです。
地獄の中は立ち入り禁止、硫化水素のガスが噴出したら危険ですからね。
全景写真中心に小屋りのような建物が写っていますが、そこで温泉卵を販売していたりします。
まるで別世界のような風景、植物すら生きれない地獄の風景がそこに広がっています。
風向きによっては一寸先の人が見えなくなるぐらいの湯けむりに視界が覆いつくされます。
自分はこれまでも複数の地獄を見てきましたが、間近で見れて遊歩道が整備されて尚且つ広範囲なので
今まで見た地獄の中でもかなり見ごたえがあります。
今回は駐車場から一番近い雲仙地獄だけを見てきましたが、少し散策すると他の地獄スポット(大叫喚地獄、邪見地獄な)もあるので、気になる方はそちらにも足を運んでみましょう。
「雲仙地獄」情報まとめ
- 硫黄の香りがただよう素敵スポット
- 周りの駐車場は有料で大体500円
- 地獄の入り口付近にお土産の売店が固まっているので便利
- 遊歩道に温泉たまごを売っている売店がある。
- 地熱を感じることの出来るスポットもあり(自分が試したときは冷たかったですが・・・)
- 雲仙地獄を見るだけなら30分~40分程度で所要時間を見ておけばOK、他の地獄も見に行く場合は少し歩くのでそのつもりでいること。
雲仙温泉街のヤマザキショップの品ぞろえが凄い
雲仙の温泉街には温泉街らいし見た目のおしゃれなお土産屋さんももちろん数多くあり、そちらも素晴らしいのですが
個人的にびっくりしたのは温泉街にあるこちらのヤマザキショップです。
店頭に並ぶ恐ろしい野菜の数々・・・量が凄くて後絶対地物で新鮮なやつ・・・!
手作り感満載のお惣菜と弁当がめちゃくちゃおいしそうでした・・・写真だけだと伝わり辛いかもしれませんがこんなコンビニ(って言っていい物かどうかw)中々無いですよ。
地元の食品も買えます。
他人に渡せるおしゃれなお土産的な品ぞろえこそ少ないものの
自分用であればこのショップが一番充実してかつ安くで手に入るでは?という感じです。
旅行時にはお土産屋でも買いますが、こういう地元の売店やスーパーも地域特有の品が揃っていたりするので時間があればなるべく寄るようにしています。
手焼きの湯せんぺいがおいしい「遠江屋本舗」
煎餅を手焼きしている遠江屋本舗さん、こちら1枚から購入してそのまま食べれるのでいただきました。
焼いた加減の甘さとサクサク感がよき!
雲仙よか湯で日帰り入浴、酸性の硫化水素泉を再び堪能
雲仙地獄を歩き回った後は福田屋の朝風呂に次いでこちらの「雲仙よか湯」に日帰り入浴へ
こちらは雲仙温泉を代表する酸性硫化水素泉を日帰り入浴で楽しめる施設です。
(宿泊宿としても営業しております)
内湯、露天の様子
内湯、露天ともに熱めでしたが短時間で出たり入ったりを何度かして満喫。
雲仙温泉の立派な泉質が染み渡るナイスな風呂でした。
貸切露天(家族湯)も備えています
雲仙よか湯の情報まとめ
- 営業時間:9:00~21:00
- 料金:大人450円 貸切(家族湯):1100円(通常料金も必要)
- コンドミニアムとしても営業している
- 泉質は雲仙温泉の酸性硫化水素泉
小地獄温泉館に日帰り入浴、温泉マニア必見の木造の建物と秘湯感満載の浴室
続いて雲仙温泉街から車で5-6分程度離れた位置にある「小地獄温泉館」に入浴してきました。
こちらの温泉は1731年に開湯され、大正8年に共同浴場として開業という歴史ある施設です。
歴史を感じる木造の建物
写真は公式ホームページより
秘湯感のある木造の建物が特徴です。
泉質は単純硫黄泉で雲仙温泉街の泉質よりこちらの方が若干優しかった、という印象です。
どちらにせよ素晴らしいので温泉好きは是非とも立ち寄ってみると良いです。
「小地獄温泉館」情報まとめ
- 営業時間: 午前9時~午後9時 ※11月~2月末は午後8時まで
- 料金:大人460円
- 泉質は雲仙温泉より優しめの単純硫黄泉
- 売店で温泉たまごが買える
- 日によって色付きの変化があるよう
雲仙温泉は温泉マニアにも家族観光にも楽しい場所
今回は雲仙温泉で訪れたスポットについて書いていきました。
長崎を代表する火山系の硫黄泉が満喫できる泉質と質の高い旅館群と海と山に囲まれた地域でもあるので料理もめちゃくちゃおいしい。
地獄と言いつつ天国みたいなところでした。
家族での旅行にも、温泉マニアにもどちらにも向いてるいい温泉地だと思います。
そしてちょうどこの日は12月31日、大みそかから年越しのために、長崎市内に移動していきますが
そちらは次回の記事で書いていきます。